薄毛の雄叫び その2
まず周りの会社の同僚やお友達、旦那様を見てみて下さい。
男も40歳半ばに差し掛かると髪の毛達が旅立って行きます。それが"Evolution"、進化と言うものです。
いつもある物(あるはずの物)が無くなったらなんで変なんでしょう?そしてちょっと恥ずかしくなるのでしょうか?
男は薄毛になると気づく事がいくつかあります。
Level 1) 頭の汗が顔に落ちて来る。
そうです。木が少なくなった森は土砂崩れやダムの崩壊のごとく雨水が流れ落ちます。最近、スポーツしたら、アレッ?顔に汗が滴るなぁ〜って思ったら薄毛の始まりです。
Level 2) ワックスなどでセットしなくなる。
ワックスって髪の毛が束になるでしょう?地肌が目立つし、抜ける時にまとめて抜けるんです。そして美容院から散髪屋へ変わっていきます。このLevel位からテレビのタレントや自分の周りの薄毛たち、更にはカツラー達に対する目が厳しくなってきます。
Level 3) 集合写真で最前列に座ったり、二列目で中腰にならない。
もう自分のありのままに気付いています。でもこのLevelこそがターニングポイント。ファッション等、自分の身の回りに興味がなくなるか、薄毛でも清潔感を保ち少しでもオシャレに人生を楽しんで行くかです。
世間は他人の不幸は蜜の味です。自分でも十分わかってる薄毛をわざわざ指摘してくれます。「最近、薄くなってない?ヤバくない?」
負けるな、薄毛っち‼︎
僕の友人は海外出張だらけ、残業だらけで薄毛になったから『労災』って言ってましたが、薄毛は、更にオトナになったって証拠です、社会で戦い抜いた勲章です。その男の人生レベルが上がったのです。
しかし、女性達にもっとポジティブに映らないものかなぁ?
「あの人、男性ホルモンが漲ってるわぁ〜…。ステキ!」みたいに…。
まぁ、薄毛と楽しくやって行こうではありませんか?残り少ない髪の毛達が皆んな旅立って行くその日まで…。