災害通訳ボランティア研修講座

久々に参加しました、災害通訳ボランティア。

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観光客も含め留学生や技術研修などでこの辺もたくさんの外国人を抱えております。災害等の際に彼らの不安を少しでも軽減する為に市が設立したボランティア活動です。

本日研修のお題は災害時の「外国人ボランティアについて」と「地域の防災活動について」です。

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東日本大震災で活躍された仙台の国際交流の団体の方の講義では実際起きた外国人の文化の違いが招いたトラブルや事項を紹介して頂きました。

まぁ僕の会社の外国人達もベジタリアンやビーガン、クリスチャンも居れば以前はイスラム教の方もいました。まさに多種多様の異文化が渦巻いておりますが、何せ島国の日本。何かと遅れてます。例えば彼等と外食すると食べる物が無い、チョイスがない場合が多々あります。

素うどんなら…と思うと出汁に鰹のお出汁が入ってるのでビーガンはダメだし、今度はWheyや根菜類が入っているものになるとハラムになってしまいます。

しかし万が一、大地震や 大災害が起きた場合彼等はどうなるんでしょうか…⁇

もちろん彼等自身の災害に対しての備えや意識は不可欠ですが(特に食事が特殊な宗教の方々は)、同じ状況下で周りの日本人に手を差し伸べる余裕はあるでしょうか?

それと特殊言語のサポートの必要性です。

現在、在日外国人の約半数を占める中国人、次の韓国人や英語圏の人達はその人数もさることながらコミュニティがしっかりしてて対応は出来ないことは無いでしょう。

しかし、それらのメジャーでは無い国の方々が情報も入らない、言語が分からないでは完全に孤立してしまいます。

でもでも本当に災害になると僕も自分自身の事、家族の事で一杯いっぱいで何も出来ないかも知れません…。しかしその時に少しでも心に余裕があれば、是非手を差し伸べてあげたいと思います。

余裕ないかね? やっぱり…。

しかし日本って良い国ですよねぇ。