老舗の汚なシュラン?−カレー編
もう30年近く前にたまに行ってたこの辺では名の知れた老舗のカレー屋さん。
香辛料を駆使して醸し出す絶妙カレーと今もお変わり無い不思議な雰囲気で随時笑い顔のウエイトレスのお姉さんが多分売りです。
就職して間も無くして行った時、ポークカツカレーを頼んでみたらカツの中に鍋洗いのスチールウールが混ざってた事件があってから早20年!
チョ〜久々に次男坊君と行ってみました。
隠れ家的な雰囲気が人気を呼んだのか?まさかの満席、しかも2人並んでる…。
10数分待たされてカウンターに案内されましたが、
すこぶる汚い!
カウンターも半分くらい何かしらの荷物で埋まってるし、上も何か不明の粉でザラザラベタベタ…。
どのナプキンディスペンサーも空っぽ。
天井には数十年前に流行ったであろう籐製のペンダントライトはいい感じに暗いんだけど、ホコリが山のよう。
カウンターの後ろにある冷蔵庫も段ボールやら色んな物に埋もれてこびり付いた汚れが何年もの?って感じ。
水を出してくれた食器棚もなぜかガラスが全部なく、えっ?そこから取るの?
まぁ、保健所の方が来たら即、閉店だろうって感じです。いやっ、強制閉店間違いないです!
キレイな当時の写真です。
8歳の次男坊もちょっとお兄ちゃんになったのか、上手に言葉を選んで、
「魔法のレストランみたいだね。スゲ〜。」
何がスゲ〜かよく分からないが…、次男坊よ、よく言った!
その当たり障りの無い表現は100点満点だ!
僕はあの日のリベンジでポークカツカレー、次男坊はお子様カレーを注文。
お子様カレーにはコゲコゲのちっちゃなウインナーが一本、カレーのルーに無造作に置かれていたけど、それが酸っぱいらしくてちょっと恐怖を感じながら完食!
(スパイシーと酸っぱいじゃ全く違うよね…。)
僕のポークカツカレーも揚げ過ぎたちょっと黒いカツが大き目(あっ福神漬け、手で盛っただろって感じのベタベタ指紋がギッシリ)のお皿に出て来ました。
また次行くのは何年後になるか分からないけど、今この辺で何故か人気の『魔法のレストラン的な』カレー屋です。
うわっ胃が悪くなって来た…。