熱性けいれん その2
ある日、長男君は高熱が続き保育園を何日間か休んでおりました。
しかし夏という事もあり、汗が酷いのでシャワーだけ浴びさせようと二人でシャワールームへ…。
本人も少し元気になった様子でニコニコ、ご機嫌でした。
そこで頭からシャワーしたのが悪かった…。
シャワーの出始めは冷たいですよね〜、夏でも。はじめはニコニコして笑顔だったので僕も何の変化も無い彼に安心しきって居ました。
その後、話しかけてもそのニコニコのまま変わり無い…。ん?ん?ん?
初めはふざけているのだと思っていたのですが、彼はそのニコニコのまま、立ったまま、ヨダレがタラ〜。「ヤバイ、意識が飛んでる!」
急いでベットに寝かせほっぺを叩いてみる…。反応なし。よく見ると呼吸して無い…。
ヤバイ死んだわ、こりゃ。
心臓に耳を傾けると鼓動はまだある。
背中をバンバン叩きながら、「息を吸えっ!」って何度も言いました。『死戦期呼吸』って言うやつでしょうか(?)大きなホントに喘ぐような呼吸をしましたが、その後酸素が身体に入って来ないせいか表情って言うか人相が変わっていきました。(ウチの子じゃないみたい)
そうしてる内に救急車到着。Oh, God!!
風呂から出たまんまのフルモンティだったので短パンだけ履いて救急車へ連れてくと、隊員が「虐待ですか?」って、おい!
もし虐待だったら「はい」って答えるわけないだろ⁈
その後、病院へと搬送されるのですが、大抵搬送途中に意識が戻ったっていう電話が入るのですが、その時は10キロ位ある病院迄の道のりで電話が入る事はなかったです。
まぁ心配で心配で…。
点滴して貰って意識も体調もその日のうちに回復するのですが、一応後日MRIやら脳波を測ったり検査を受けました。
今は元気で毎日走り回っておりますが、今からもこう言う事が起きない可能性はゼロではないので…。父親として色んな覚悟が出来たのでした。少なくとも僕の眼の前では絶対に死なせないと…。
いつでもDaddyが居るから大丈夫だよ…。