吃音と友達になると言うこと Part #1
最近では月9のヒロインとかが吃音者の役とやらで、吃音者の理解度も少しは上がったのではないでしょうか?
1000グラムで産まれた彼が保育園へ通いだして年中さんになる頃には言葉が吃るようになり今年、10歳に成る今日に至るまで日々戦っております。んっ、戦ってないな。
親としてはまだまだ小さい頃は、いつか治るだろうと気にもして無かったけど、大きくなるにつれてなかなか会話が進まない様になりました。
そこで本人はと言いますと、気にすらして無い様子で理解してくれてる(?)友達も人並に出来てるし、学級代表で発表するもの何かにも積極的に立候補するなど、親の方がドキドキしてしまうくらいアグレッシブにしかも楽しそうに過ごしているように見えます。でもまた年頃に成ると状況が変わって来るのかな?好きな女の子に笑われたりクラスでからかわれたり…。
でもある日、彼の国語辞書の『どもり』ってところに○がしてあるのを見つけた時は、僕もハッとしました。自分なりに理解しようとしてるんだろうな。
何が原因なのか?一時的なものか?病気なのか?はたまた先天性の障害なのか?
僕も吃音については勉強不足で、まぁ小さい時にテレビで『裸の大将』で山下清が吃るのを面白半分で見てたことが、僕の吃音の認識の全てでした。って言うよりそんなコンプレックスで悩んでる人が居るなんて知らなかったのが正直な所です。我が子も吃音者じゃなかったら一生知らなかったかも。
今は本人が自信に繋がることを一緒に楽しく成し遂げたり揺るがない味方になってやる事がぼくが出来ることなのかなぁって思ってます。
長男君が産まれて産科や小児科の先生しかりNICUの看護師の皆さん、保育園の先生達や今の小学校の先生、本当にたくさんの有るとあらゆる人々に文字通り生かされています。
人の痛みが分かり、なるべく人を助けれるような仕事に就いてもらいなぁ。いつまで遊んでくれるか分からないけど楽しい思い出作ろうね。
今日も一緒にお風呂に入ろう!